住宅に求めることって沢山ありますよね。
外観、内観、空間、耐震性、耐久性、断熱性、気密性、経済性、予算面等など・・・
正直、沢山あり過ぎて困るくらいです(´▽`)
その中でも何を重視するかは人それぞれなんでしょうね。
また、どのくらいで良しと思えるかも人それぞれだと思います。
例えばローコスト住宅と呼ばれている住宅に高い性能を求めるのは無理があると思います。
最近のローコスト住宅は以前より性能は上がってきていると思いますが、それでもやはり限界はあると思います。
企業努力やコスト削減のためのルール作り、工夫などで頑張ってはいても出来る範囲でしか出来ないのが現実です。
そういう意味では最近のローコスト住宅の宣伝、広告で行き過ぎた誇大広告じゃないかというものをよく見かけますけど・・・。
というより、本気で住宅性能を求め、長持ちする家を求める人はローコスト住宅は選択肢に入らないのかなとも思います。(あくまで個人的な意見ですけど)
その代わり、ローコスト住宅はコストパフォーマンスには優れていますよね。
ヘタな賃貸で毎月お金を払うくらいならローコスト住宅でローンを払っていった方が良いという考え方もできますしね。
ま、その話しは本編に関係ないからどうでもいいか、、、(汗
断熱性能は良くしたい!という話し合いをした!
私の場合、新築で重要視する一つに断熱性能ということがありました。
とはいえ、新しく家を建てる時に重視するポイントがいくつもある中で、最終的には総合的判断をして永和住宅に決めました。
断熱性能だけに特化すればこのブログでも書いている一条工務店やスエーデンハウス等、断熱性にとても優れた住宅はあります。
ですが、断熱性能だけを求めて他は諦め妥協するってことはあり得ないと思っています。
だから総合的に考えて永和住宅に決めたわけですが。
その時点では断熱仕様は永和住宅の標準仕様のままでは建てるつもりが無かったんです。
といっても、永和住宅さんの標準仕様が悪いというわけではないですよ。 たぶん、仕様を見ている限り住宅の性能としては十分だと思います。
まして・・・今住んでいる古い家に比べるとそれこそ快適だと思います(笑
それでももう少し住宅としての色々な性能を求めたかったんです。
その中のひとつが断熱性能なんです。
“家づくりで一番に重視している事!そのトップ3!”でも少し触れていますが、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)を希望しています。
そうなると必然的に断熱性能も求められてくることにもなるわけで。
創エネ性として太陽光発電システムでエネルギーを作る。
そして省エネ性として省エネの機器などでエネルギーの無駄を省いていく。
エネルギーの無駄を省き効率よくエネルギーを使っていくには断熱性能はとても重要になってきます。
断熱性のを上げることで、夏はエアコンの冷気を逃がしなくく、冬は暖房の熱を閉じ込めるわけですから省エネ性と断熱性は連動しているのは当たり前ですけどね。
断熱材の厚みを標準仕様よりグレードアップする
ま、ZEHだから断熱性能を意識しているわけでないですし、仮にゼッチにしなくても断熱性は良くしたいと思っていました。
というわけで、打合せの際には標準の断熱仕様をもうワンランク上げてほしいという話しをしました。
断熱性能を上げるのは色々な方法があるとは思いますが、大きなところで言えば断熱材の影響も大きいです。
断熱材と一言でいっても色々な種類があります。
素材そのものが全く違う断熱材、よく似た種類でもメーカーによって微妙に違いもあります。
また同じメーカーの断熱材でも細かく種類分けされているものもあります。
それらは全て熱伝導率が違ってきます。
あと、断熱材の種類だけでなく厚みなどの寸法的な事、外断熱、内断熱、貼り付け、吹き付け、充填等など工法的なこともあります。
例えば熱伝導率の数値が低いほど性能が良いわけですが・・・・
性能の良い断熱材の厚みが薄めなのと、少しだけ熱伝導率の高い材料の厚みがある材料、施工とではどちらが良いのか?などの問題。
また施工によっては断熱欠損を招くことがあると思います。
なので断熱の性能を材料だけで計ることは正しいことか?とも思いますし、単純に良し悪しを簡単に語りきることはとても難しいと思います。
たまにネット上で数字や論理的に語っているものも見かけますが、そこまでいくともう断熱マニアの世界かと・・・(笑
そんな世界でもアレが良い、コレが良いと意見分かれたりしていますしちょっとついていけません( 一一)
ま、ついていく気もないんですけど!(笑
それと断熱材の性能を数値で云々いってたところで気密性などもきちんとしないと全く意味ないですし。
気密性についてはまた別の機会で書きたいとは思っていますが今回はあくまで家づくりを計画している断熱材についてってことで。。。。
ってなわけで我が家は今回、シンプルに断熱材の厚みを増してもらう話しで調整をしています。
その話し合いで断熱材の仕様を・・・
壁は吹付硬質ウレタンフォーム、アクアフォームの厚み105㎜。
外気に接する天井は吹付硬質ウレタンフォーム、アクアフォームの厚み225㎜。
という内容で話しをしています。
この硬質ウレタンフォームの吹付ける厚みを薄いと捉えるか、厚いと捉えるか・・・
これもまた住んでいる地域によって違うのかもしれませんが、福井県では十分な断熱性は確保できると思います。
そして今住んでいる家のスカスカのグラウスールよりマシなハズです(´ー`)
結構前に屋根裏とかに上ったことがあったんですが本当にスカスカでした・・・。
建売物件なんですけどいい加減な仕事って感じです。
壁も天井裏から覗けるところあったんですけどグラスウールが見るからに下の方にズリ落ちてたし・・・。
それに比べて硬質ウレタンの断熱材の厚みを壁105㎜、屋根225㎜をびっしりと吹付ければ上出来なのは断言できます!(笑
当たり前ですが永和住宅の標準断熱仕様をグレードアップするわけだからお金に反映はされますがそれは仕方ないかなぁと。
金額が高くなっても断熱性能を上げて快適な生活ができれば良いと思っています。
1年、2年くらいの話しならそこまでしなくていも良いとは思いますが、、、、
極端な話し、死ぬまでそこで生活することを考えれば少々高くなってもお金をかける価値はあると思っています。
とはいえ、最終的にいくらで見積もりが出てくるのだろうかという不安も若干ありますけど(笑
ということで、今回は住宅としての断熱性能を上げるために断熱材の厚みを増やすことを希望したお話でした。
ちなみに住宅の断熱性能を上げるのは断熱材が全てではありません。
今回は断熱材について書きましたが、次回は別のことで断熱性能を上げる打合せをしたことを書きたいと思っています。
今回も“家づくりブログ/新築で失敗せずに快適生活!”に最期までお付き合いしてくれたこと感謝です(^^)/
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