家づくり実践!基礎配管と縄張り・遣り方の説明

基礎先行配管工事永和住宅さんに依頼した新築工事が始まっています!

我が家は地盤改良が不要とのことで直接基礎工事に着手しています。

地盤改良工事については下記の記事をご覧ください。

地鎮祭も終わりいよいよ本格的な新築工事が始まりました! まず最初に取り掛かる工事は我が家の場合は基礎工事です。 ここであえて「我が家の」と書いたのはケースバイケースで...

あと、実際の工事進捗状況を紹介する前に基礎工事について簡単に説明します。

興味ある人は一通り目を通すと実際に自分の家を建てる時、現場を見る機会があれば今は基礎工事の大体この辺りって目安になると思います(^^)v

さて、まず最初に基礎を作る順番(流れ)は建築会社によっては、または工法によっては多少異なることがあるとは思いますがスタンダードな流れとしては以下のような流れが多いです。

着工から基礎完成までの標準的な流れ

 地盤改良(地耐力によって有無判断)
  ↓
 縄張り・遣り方(条件などにより順番が多少前後)
  ↓
 先行配管
  ↓
 敷砂利
  ↓
 捨てコン打設(捨てコンクリート打設)
  ↓
 鉄筋組立
  ↓
 外型枠組
  ↓
 ベースコンクリート打設
  ↓
 貫通スリーブ等の設置
  ↓
 内型枠組
  ↓
 基礎アンカーボールト設置
  ↓
 立上がりコンクリート打設
  ↓
 型枠脱型
  ↓
 基礎の天端ならし

こんな感じで基礎が作られます。

細かい話しをすれば墨出し等細分化されるのですが・・・。
そして当然のごとく各作業には色々なポイントがあります。

折角の家づくり実践ブログなので実際に進められる工事状況だけでなく、それに照らし合わせて説明できたらなと思います。

さてさて、我が家の実際の工事状況に戻ります!

我が家の場合は地盤改良工事が不要だったので基礎を本格的に作る前に設備として必要な配管などを地中に埋設していました。

上記基礎の流れの“先行配管”ってやつですね。

新築配管埋める

新築基礎配管工事

当然のことですが念のために言うと・・・
基礎が始まる前に水廻り関係の打合せは完全に終わらせておく必要があります。

ま、流石に着工前には建物内部の間取りや水廻り関係の打合せは終わっていると思いますけどね(汗

あり得ないとは思いますが・・・
まだ建物が建ってないからといって水廻りの計画を変えることは出来ません!

強引にやる事は出来なくもないですけど新築工事でリフォーム工事みたいな施工は避けたいですからね(汗

その他、補足するなら外部の給排水関係も確定しておく必要があります。

外回りだから基礎とは関係なく後でどうにでもなると思っている人もいるかもしれませんが必ずしもそう言えないケースもありますからね。

例え基礎との絡みが無く外部のみ単独で配管工事が出来たとしても、再度土を掘って仕事をしなくてはいけなくなるのでもしかしたら追加で請求されるかもしれませんよ?(笑

ま、そうならないように建築会社さんが打合せの過程でうまくリードしてくれるとは思いますけどね(^^)

以上が今回の家づくり実践報告です!

って終わってもいいのですが・・・
短っ! って感じなので少し色々な事を書くことにします(笑

ここまでに我が家の状態は埋設先行配管を行っていた状況をお伝えしたわけですが、これだと先ほどの“基礎の流れ”と少し違う部分があることになります。

地盤改良無しで一発目から先行配管工事に入ってるということは基礎工事の流れを書いた縄張り・遣り方が抜けてることになりますよね。

実はこの遣り方・丁張り作業はケースバイケースでそれを行うタイミングが変わることも珍しくありません。

もう少し具体的に言えば敷地と基礎周りの空き寸法や工作物等々の条件によってそのタイミングが変わってくる場合があります。

そういう意味では地盤改良と遣り方・丁張りの順番も同様のことが言えます。

って話しを進めていても建築関係とは関わりのない人にとっては“遣り方って?”“丁張りって?”何それ?って人が多いかもしれないので簡単に説明しますね。

新築工事における遣り方・丁張りとは?

まず最初に“遣り方・丁張り”という言葉について。

一括りで表現しているのは“遣り方”“丁張り”はほぼ同類語と言っても良いからです。
作業内容や目的は同じなので表現の違いという認識でOKです。

土木では「丁張り」建築では「遣り方」と呼ばれる場合が多いようですがそんなのどっちでもいいじゃん!みたいな感じで捉えてください(笑

さて、この遣り方とは?丁張りとは?って事ですが分かりやすく言えば・・・
決まった設計に基づいた建物の形、配置や高さなどを正確に作っていくための基準みたいなものです。

新築を建てる場合、最初は図面上(2次元上)で色々なことを決め計画をしていきますよね。
でも現場でそれを作っていく時は紙を見ていくら考えても作れません!(笑

図面を基に実際の建物(3次元)を正確に作るには現地に何かしらの基準が必要になります。

家を建てる施主は実際に工事着手する前に住宅会社と建物の配置や高さの確認を必ず行っているハズです。

その確認と同意を取らないで図面上決まった内容だけで工事を始める会社なんて聞いたことないですから・・・。

新築時の建物の配置や高さについては↓下記記事↓で書いているので興味があればご覧ください(^^)

今回は、“家づくりの第一歩、地鎮祭を行いました!”の続きとなります。 地鎮祭も無事に終わり、その後敷地で永和住宅さんと現地での確認と打合せを行いました。 その内容は地...
前回は地鎮祭後の建物の配置と設計GLの確認について書いていましたが、、、 配置計画だけで記事が長くなってしまったので今回はその続きです! 地鎮祭が終わって建物の配置...

で、話しを元に戻すと住宅会社と施主と実際の現地で配置、高さを確認決定した内容を正確に作っていくには確実な基準が必要となります。

工事内容の都度都度、BM(ベンチマーク)や境界線等から寸法を測りだしを行いながらやってやれないことも無いのかもしれませんが・・・・
確実に都度都度寸法がズレます(笑

なので一度作ったら変動しない基準点、作業効率を向上させる基準点が必要となるわけです。

その基準を作るのが遣り方・丁張り作業って解釈で良いと思います。

遣り方・丁張りの具体的な内容や注意点

具体的な水貫(みずぬき)や杭と呼ばれる木の材料を用い基準となる印(墨)を付けていきます。

杭を地面に打ち込みその杭に建物の基準となる高さの墨を出します。
その高さの墨に水貫(みずぬき)と呼ばれる木の板を打ち付けていきます。
杭に出した基準の高さで水貫を回せば必然的に水貫は必然的に水平(同じ高さ)に揃います
その水平に設置された水貫の高さが今後作業を進める上での基準となります。

またこの水貫(みずぬき)は高さだけでなく木の板に建物の通り芯(壁芯)等の位置だしなどにも利用します。

図面に従い建物の配置、通り芯(壁芯)を測りだし墨を水貫(みずぬき)に墨として印を付けます。
その墨(印)に細い釘を打ち、水糸を張ります。

それを基にして正確な基礎を作っていくことになります。

この作業はこれから建物を作り上げていく上でとても重要な作業です。
極端な話し、ここで間違いを起こすと家は建ちません!

なので普通は建築会社の現場監督さんが立ち会ったり、最終確認をするハズです。
中には業者さんに丸投げの建築会社もあると思いますけどね・・・(笑

ちなみに業者さんを信頼し任せるのはとてもいい事です。
ですが、だからと言って確認作業をしないというのは別次元の話しです。

現場監督はは当たり前の事を当たり前にキチンとなっているかを確認しなくてはいけないんです。

またまた話しが脱線気味に・・・(>_<)

って事で、それぐらい大切な作業なので、寸法の測りだし、直角等の確認等々は通常はオートレベルやトランシットと呼ばれる機械を使って正確に行います。

また、建物本体の正確な位置出しの基準点という性質上、遣り方・丁張りは頑丈であればあるほど安心感があります。

例えば強風で歪んだり、作業中にちょっと触れたぐらいで変形すると途中で色々なズレが生じます。

作業工程毎、その遣り方・丁張りを使って位置出し、確認を行うので何かの原因でその遣り方・丁張りに狂いが生じると狂った状態で施工を進めていくことになってしまいかねませんので注意が必要です。

ちなみに現場ではよほどの事がない限りはこの遣り方・丁張りは正しい、正確だという認識で仕事を進めていくケースが殆どです。(だから動かない様にシッカリしたものにする必要があるんです)

遣り方・丁張りを行うタイミングは状況によって異なる

さて、先ほど遣り方・丁張り作業はケースバイケースでタイミングが変わる」という事を書いたと思います。

タイミングとしてベストなのはとにかく最初の遣り方・丁張りをかけるこです。

正確な建物の位置関係、高さ関係の基準点を一番最初に作れば地盤改良の杭(コラム)芯出し、改良範囲、位置もそうですし、設備業者さんの配管立ち上げ位置やルート等々、最初に関わる業者さんが全てその基準点を基に仕事をすれば精度の良い仕事ができます。

しかしソレは必須というわけではありません。

というか、条件等によっては仕事を進める上で良くないこともあるからです。

それは「基準点が動いてズレない事、作業効率を向上する事」が関わってきます。

例えば建てる建物の廻りの地面が残り少ないとします。
(敷地いっぱい近く建物を建てるイメージ)
するとその狭い場所に木杭を打ち水貫を回して遣り方・丁張りをする事になります。

そして仮に地盤改良工事(柱状改良)が必要としましょう。

地盤改良工事についてはこちらで説明をしていますがコンクリート固形材と土を混ぜながら地中でコラムと呼ばれる柱を作る場合(柱状改良の場合)、当然専用の重機を使っての作業となります。

その重機が地面を掘りながらセメント系の材料を注入しながら土と混ぜてわけですが・・・
その作業ではコラム廻りに当然土圧が掛かります。

要するに改良する周辺の土(地面)も大なり小なり動くんです。

ある程度、地中で作るコラムと遣り方・丁張りとの距離が離れていれば問題はないですが、基礎の近くにしか遣り方が出来ない条件の場合は改良工事中に動いてしまう可能性が高くなっちゃうわけですね。

もっと極端な話し、ブロック塀くらいのものでも近くにあると土圧で動こうとしますから。
柱状改良施工時にはそれくらい土に圧力がかかるわけです。

こんなケースの場合、せっかく最初に遣り方をしたところで動いて信用できない遣り方となってしまったら、使い物にならない遣り方になってしまったら全くの無駄になりますよね?

その他の理由に作業性の問題ということもあります。

地盤改良工事にはセメント系の材料と水を混ぜてセメントミルク上のものを現地で作るプラント等と呼ばれる機械を敷地内に設置する必要もあります。

それで作ったセメントミルク上のものを改良機械にホースで送りそれを地中を掘りながら注入撹拌をて地面の中で柱を作る仕組みです。

その為、色んな機械や材料を現場に置いて施工していくので施工時にはそれなりの面積が必要となります。

こうなってくると、敷地に十分な余裕が無い場合はこれまた遣り方・丁張りが邪魔になるんです(>_<)

無理やりやっても作業効率が悪くなるって事です。

例として地盤改良で説明をしていますが、その他土の掘削、搬出等もそれに近いものがあります。

また、配管工事も建物廻りまで先に施工する場合は基礎部分の廻りの土を掘るので遣り方・丁張りが動くリスクや邪魔になったりします。

とりあえず基礎の外に出るまでを配管して建物廻りは足場解体後に施工する場合などはこれに該当しませんがユンボ等の機械が入れるスペースが必要だったり掘った土を搬出したりするのにはそれなりに敷地に余裕がある場合になります。

この様な事から“遣り方・丁張りは一番最初にするのがベスト”とはいえ、それは建物廻りの敷地に十分な余裕があり無理のない仮設計画、作業計画が建てれる場合ということになります

と色々と書いてはいますが・・・
これはあくまで個人的な経験上なのでぶっちゃけ永和住宅さんはどんな考えに基づいて遣り方・丁張りをしているのかわかりません!(笑

そして今ふと思ったんですが・・・
そもそも建築の仕事ではない人が例え新築で家を建てるにしてもここまで説明する必要があるのかなと・・・(汗

ま、極少数の人でもいいので参考になれば良いか!って事で開き直ることにします!

もしもこの記事で意味が解らない部分などあれば気軽に連絡いただければわかる範囲でお答えします。
今回のこの記事だけに限らずですけどね(^^)

ではでは今回も“家づくりブログ/新築で失敗せずに快適生活!”を最期までご覧頂きありがとうございましたm(__)m

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