いよいよ待ちに待った地鎮祭の日です!
って別に待ってなかったですけど(笑
その地鎮祭についてですが、殆どの方はご存知だと思いますが、地鎮祭について簡単な説明を・・・
家を建てる時に行う地鎮祭とは?
地鎮祭とは一体なんなのか?
これを一言で言うならば、新しい建物を建てる際に工事に先立ちその土地の神様を祝う儀式です。
神に対して今からこの土地に新しい建物を建てる許しと工事が安全に順調に進み、そこで住む人の健康や家の繁栄を祈り願う儀式でありお祭りです。
お祝い事であるので一般的には日柄が良いとされている大安を選んで行われる事が多いです
まぁぶっちゃけ神様にお祈りを捧げてどうこうなる問題ではないとは思ってますが・・・とはいえ、昔からの風習でもありますしそれをやらない理由も特にはないので住宅を建てる時のひとつのイベント、着工前のひとつの区切りとして行いました。
でも不思議と施主の立場としてではなく、建てる側の立場で地鎮祭に出る時は安全に無事故で工事が無事に進むことを願って出席していますけどね。
地鎮祭は一般的には神社の神主さんで行うことが多いです。
神式ってやつですね。
でもお寺の住職さんで仏式での地鎮祭やキリスト教での地鎮祭というのもあります。
数は少ないですがこのような神社の神主さんではない地鎮祭も行ってきました。
また、圧倒的に数の多い神社で行う神式の地鎮祭でも地方によってやり方なども違います。
地鎮祭は地域によってやり方が異なる!?
名古屋で住宅を建てる仕事をている時に最初は福井と違う部分が何点もあり驚きましたから。。。
例えば・・・
一般的に地鎮祭を行うためにテントを建物の地縄内に設営されますが福井で地鎮祭をする場合の多くはそのテントの廻り4方にに竹を立てて注連縄(しめなわ)を回しそこに紙でひらひらとしたイナズマみたいな形をした紙垂(しで)を取り付けます。
その注連縄(しめなわ)で囲まれた中で神主さんが神にお祈りをするといった具合です。
なので竹と注連縄(しめなわ)で囲われた空間は神聖なスペースとされ基本的には施主、住宅会社関係者でもお祭り中は外にいます。
節目節目の儀式の時には中に入ることもありますけどね。
ま、それはいいとしてその4方囲んで立てる竹が名古屋では・・・
土地の四方に竹を建てるケースが沢山ありました!
土地の四方に竹を立てるといっても竹を括るものもないので実際に茂った青竹を立てるのではなく代わりに竹の太い部分(葉はついてない)を50~60cmくらいにカットしたモノを土地の隅に立てて地鎮祭というお祭りを行っていました。
その竹には紙でできた紙垂(しで)が取り付けられていました。
福井では私はそんな経験がなかったもので職場の人に聞くと別に普通のことらしくその違いに驚きました。
細かい部分ではその他にも色々な違いがありへぇーって感じでやり慣れた地鎮祭がある意味新鮮でもありました(笑
話しがちょっと脱線したかな。。。
ちょっとと言うよりかなり脱線してるな・・・(汗
地域によっての形式の違いなんでどうでも良いといえばどうでもいいですよね!
家を建てる時の地鎮祭の手配、段取りはどうする?
話しを少し戻し、“地鎮祭の手配とか準備とはかはどうすればいいんだろう?”って思う方もいるかもしれませんね。
基本的には家を建てる住宅会社さんに任せるのが一般的です。
そして住宅会社と打合せ等を行い日にちを決定します。
大抵の住宅会社さんは地鎮祭を行う神社を持っているので特に拘りがなかった場合、その住宅会社さんで手配等をしてもらった方が何かと楽だとは思います。
自分ですると間に入り神主さんとの打合せや住宅会社さんとの打合せなど発生してきますからね。
ということで、私は特定の神社という拘りもなかったので永和住宅さんにお任せをしました。
ちなみに永和住宅で地鎮祭を頼む場合は柴田神社とのことでした。
永和住宅さんが福井の地元密着での住宅会社なので神社もそんな感じなのかな?と思ったりもしていました。
全国展開している住宅会社の場合は神社も全国展開している所を指定してるケースが多いもので。
永和住宅さんには地鎮祭で必要なものを予め説明を受けていたのでそれを準備して現地に行きました。
ま、説明を受けなくてもわかってるけど・・・(笑
で、いよいよ当日を迎えたわけです。
自分で言うのもなんなんですが・・・・
というのが地鎮祭を行った記録の前置きです。
これまた長すぎですね!(≧▽≦)
ここからが実際の地鎮祭の記録です
さて、その地鎮祭当日は天気にも恵まれて良かったです。
やっぱり雨の中とは嫌ですからね(汗
地鎮祭参加の服装は特にかしこまった服装でなくても良いと言われています。
とはいえ暑い時期とはいえTシャツ、短パンとかはあり得ないでしょうけど・・・(笑
私は当日の朝からちょっとイベント関係の仕事があり、その後地鎮祭に参加という流れだったのでスーツのズボンとYシャツという格好での参加となりました。
現地につくと神主さんが準備を始めていて営業さんと工事監督さんも居ました。
しかし家族がまだ居ない!
早めに来るように言っておいたのに!
っつても私が早く着きすぎたのかもしれませんけど。。。
ちなみに娘はアッサリと「地鎮祭?そんなの参加しない」ってサクッと拒否ってました。。。
まぁ、別に起こりつけてまで出席させるものじゃないし出ないなら出ないで良いかなと
それでも時間前にはちゃんと到着をして地鎮祭という名のお祭りごとの開始です!
神式の地鎮祭は〇〇の儀とかいうのが順番に執り行われていくわけですが開始まもなくの時点で想定外のハプニングが起きたのです・・・。
そのハプニングとは当日は少し風があったのですが突風が吹きテントを囲っていた紅白の垂れ幕が風で膨れて祭壇を押し動かし物が落下するというアクシデントです。。。。
お酒を入れている小さな容器なども落ちてガシャーンって割れてしまってました。
なんとも不吉な・・・。
監督と営業さんがテントの紅白幕を風で膨らまないように焦りながらピーンと張りなおしていました。
焦ってやってたせいか見ててなんか少し頼りないようにも見え手伝いを行いました。
手伝いというより実質指示を出しながらって感じですけど(笑
その時に監督さんにはこっそりと地鎮祭でこんなことが起きたからって言われないように災害を起こさないよう安全には十分注意して工事を進めてねって話しもしておきました(´ー`)
で、状態を整えて地鎮祭の再開です!
頼んだというより普通は住宅会社の方で撮ってくれると思います。
もし取ってなかったらお願いすれば撮ってくれると思います。
というか、お願いしないと写真も撮ってくれない住宅会社はどうなんだろうって気もしますけどね。
何はともあれ、再開してからは粛々と地鎮祭の儀式が進んでいきます。
神主さんの方で準備された玉串を祭壇に一人ずつ捧げます。
神主さんに呼ばれたら神主さんから玉串を受け取り祭壇に供えるわけですが根元は神前の方に向けます。
その際には時計回りで回して神前に向けます。
その後、二礼二拍手一礼といった動作を行います。
字の如く、二回お礼をしてその後に二回拍手し、最後に一礼です。
この二礼二拍手一礼は一般的だと思うのですが神社によってはやはり違うケースもあるそうです。
この玉串奉奠(たまぐしほうてん)は施主だけでなく会社関係者等の参加した全ての人も行います。
それが終わると次もまた施主の出番です!
今回は全員でなく代表者1名です。
鎌(カマ)入れの儀、鍬(クワ)入れの儀ってやつです。
これについても施主と住宅会社関係者どちらが鎌でどちらが鍬か決まりがあるのか無いのかかわりませんがどちらのパターンも存在しているようです。
福井県ではおそらく圧倒的に施主が鎌(カマ)入れのパターンが多いと思います。
地鎮祭の時に準備されている砂山の頂点に植物が立っているのでそれをカマで刈り取ります。
その後、鍬(クワ)入れ、鋤を入れを工事関係者が行います。
これも設計者がするのかこれから現場を仕切る現場監督がするのか等々色んな意見がありますがこれも特に決まりはないのかな?
ま、ぶっちゃけどれが正解だとか無い世界のような気もするので住宅会社さんに当日の流れの説明と施主の役割、その方法を事前に説明受けておくのが間違いないかもしれませんね!
そんな感じで粛々と儀式が行われ無事に地鎮祭完了しました!
最期に神主さんから一言言葉があり、みんなでお神酒での乾杯です。
ちなみに祭殿のお酒や海の幸、山の幸は施主が頂き持ち帰ります。
美味しくいただきましょう!(笑
ここまで終わった時点で神主さんには玉串料を渡します。
普通は紅白ののし袋に玉串料と名前を書いたものでお金を包んでおけばOKです。
玉串料として包む金額は永和住宅の場合は30,000円と聞いていたので予め準備しておいたものを神主さんに渡しました。
ちなみにこの玉串料は住宅会社によって提示してくる金額は違うことも珍しくありません。
事前に確認をしてから地鎮祭に臨むといいです。
というか、そんなこと施主が聞かなくても前もって教えてくれると思いますけどね!
ハプニングもありましたが、無事に地鎮祭も完了をしてめでたしめでたしでした(^^)
地鎮祭は無事に終わったのですが、当日その後に現地での確認事項や説明、打合せを行いました。
そちらの内容については次の記事で書きます。
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